2020/08/30
8D-FB向けBNCコネクタ
トーコネと第一コネクターから、それぞれ同軸ケーブル8D向けのBNCコネクタが販売されている。 BNCは3D・5Dまでで、8DはMかNしかないという認識の人が多いのだろうか、あまり知名度はない。 トーコネの図面の日付は1998/04/01なので、そんな新しいものでもないと思われるが…。 今月秋葉原に行ったとき、2、3店に聞いてみたが「そんな大きいのはないよ」という感じだった。
価格はトーコネのBNCP-8が税別1,790円(monotaRO)、第一コネクターのBNC-P-8が税込594円(福永電業)、税込629円(門田無線)。
CQNetのはどちらのメーカーか分からない。名前的には前者だが価格的には後者。
Mは嫌だがNほど高周波を扱うわけでもなく、BNCがいいなあと思うことがあり、8D向けBNCがあって助かった。
(この項は以下2020/11/03追記)
家の配線を8D-FB-Liteに変えたのだが、8D-FB-Liteには第一コネクターのBNC-P-8は合わず、トーコネのBNCP-8は問題なく使用できた。BNC-P-8は、芯線(内部導体)が8D-2V用を想定しているのか、8D-FB-Liteにはキツくてはまらなかった。
線名 | 内部導体径 | 外径 |
---|---|---|
8D-2V | 0.8mm×7本(≒2.4mm) | 11.1mm |
8D-FB-Lite | 2.8mm | 11.0mm |
両側SMAの円柱型ケース
Digikeyで面白い部品(というかケース)を見つけた。 SMA-KIT-1.5MFというやつだ。
リンク先の写真を見ればわかるが、高周波の小さな回路を組み立てるのに便利そう。 これを自分で作るとなると、間の部分の土台をどうするかに困りそうなので助かる。
このタイプのケースは、あまり記事では見かけたことがないが、「新・低周波/高周波回路設計マニュアル(鈴木雅臣、CQ出版社)」の第6章のμPC1651ブースターや、EDNのFETプローブ自作記事 - EDN Japan https://ednjapan.com/edn/articles/1604/12/news042.html )で、両サイドが同軸コネクタ・間を真鍮管とし、そこに回路を組み立てるという方式が取られている。
(ちなみに上記の本では、最後の方にμPC1651×3のアンプが登場する。かなり高ゲインと思うが、何に使うのであろうか…。)
ElecrowのOSC/ANA発送が早かった
最近久々にElecrowで基板を発注したら、発送オプションに我ら貧民向けChina post(10x10 10枚なら$9.76。これを2セットだったのでもう少し差が縮まった)の他、そう変わらない値段(+200円くらい)で3-5 business daysのOCS/ANA Ex.(10x10 10枚 $13.9)というオプションが増えていた。
その程度なら…ということで後者を選んでみたが、Elecrowから「送ったよ」メールが来た頃(8/17 13:21)にはすでに基板が日本にいた。早すぎて笑う。 本当に発送が早すぎて、国内で佐川で1営業日掛かっているのが長く感じるほど。
OCSというのはANAの子会社らしいが、初めて知った。 日航と違ってANA CargoなどやっていたりするANAの特色の一つか。
しかし、コロナだから安いのか、もともとこのような値段なのか、不思議
長波アンテナ
今はもう長波はあまり使われていない気がしますが(標準電波とNAVTEXくらいか、後者は一応中波だけれど)、一昔前まではロランC・デッカ・DGPSなどがありました。
中古で手に入れば良いんだけれどなあと思って探してみましたが、ロランCのものはなく(6mくらいの受信用アンテナがあれば良さそうなんですが)、DGPSが数個見つかったくらいでした。
DGPSのものは、長さ1.6mくらいとのことだったので、それだとあまり303WA-2と変わりません。
ただ、DGPSのアンテナは基部にプリアンプがついているという記載を見かけ、それはちょっと良いかもと思いました。
参考:DGPSアンテナの分解記事 http://www7.plala.or.jp/pppp/d_gps/d_gps.htm バーアンテナ×4だと…。